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地球温暖化 減速、フロン規制の効果か

 【12//2013】

地球温暖化減速、フロン規制の効果か

 「地球温暖化減速」と呼ばれる現象が、科学者たちを悩ませている。地球温暖化が本当に進行しているのなら、二酸化炭素排出量が増え続けているにもかかわらず、この15年間、地球の気温が比較的落ち着いた状態にあるのはなぜだろうか? 気候変動に懐疑的な目を向ける人たちの中には、この減速現象を根拠として、地球温暖化は実際には起きていないとの主張もある。

 この減速の原因をめぐり、科学者の間では議論が続いてきた。これは太陽が長期的な活動低下時期に入ったことによるものだろうか? あるいは、ラニーニャ現象と呼ばれる、世界の天候に影響を及ぼす太平洋赤道域の海面水温低下が引き起こしたものなのだろうか?

 そしてここに来て、原因として考えられるもう1つの要素が浮上した。地球温暖化減速について、クロロフルオロカーボン(CFC)に対する国際的な規制が想定外の効果を発揮したためだとする、新たな研究が発表されたのだ。CFCは、地球のオゾン層を破壊する化学物質で、1980年代後半から規制が実施されている。

◆フロン規制がもたらした予想外の効果

 今回の研究は、メキシコ国立自治大学(UNAM)およびオランダのアムステルダム自由大学に所属するフランシスコ・エストラーダ(Francisco Estrada)氏の主導で行われた。同氏をはじめとする研究チームは、統計学的手法を用い、20世紀中のさまざまな時期において、地球の気温が急激に下降した時期と、温室効果ガスの濃度低下をマッチングした。

 さらに研究チームは、温室効果ガスの大気中濃度、さらには地球温暖化の進行に影響を与えた可能性のある、具体的な人間の行動についても調査した。

 その結果、地球温暖化減速の要因として、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」(モントリオール議定書)が浮上した。これは1989年に発効した国際条約で、CFCを段階的に規制するものだ。CFCは、オゾン層を破壊するだけでなく、強力な温室効果ガスでもある。

 温室効果ガスの排出抑制はモントリオール議定書の主目的ではなかったが、同議定書の前文には、締結国はCFCの「放出が気候に及ぼす潜在的な影響を意識」するとの記述がある。

 つまり、締結国は「(議定書の作成当時から)CFCが気候にも影響を与える可能性があることを認識していたはずだ」と、エストラーダ氏は電子メールによるインタビューで指摘している。

 一方、イギリス、オックスフォード大学の統計学者フェリックス・プレティス(Felix Pretis)氏は、モントリオール議定書の存在だけでは、1998年から続く温暖化減速のすべてを説明することはできないと釘を刺している。

「議定書は温暖化減速に寄与しているものの、これですべての説明がつくわけではない」と、プレティス氏は指摘する。

 温暖化減速については、単独の要素ですべてを説明できる可能性は低いというのが、科学者たちの見解だ。他の要素としては、自然の気候変動や、こちらも強力な温室効果ガスである大気メタンの濃度上昇ペースの緩和などが関わっている可能性が高い。メタンの濃度上昇が緩やかになった件については、科学者もその理由を完全に把握してはないが、農業の生産方式の変化に関連するのではないかとみられている。

◆初めてではない地球温暖化の減速

 現在の地球温暖化減速は、これが初めての例ではない。以前にも、2回の世界大戦や1930年代の世界大恐慌の際に、地球温暖化のペースが落ちていたことが今回の研究で判明している。大恐慌の時期には、世界的な不況により、温室効果ガスの排出量が減少したと考えられる。

 さらに今回の分析では、持続的な地球温暖化の開始時期とされる1960年代において、気温と温室効果ガスの大気中濃度が共に顕著な上昇を見せていることも明らかになった。

 オックスフォード大学のプレティス氏は、今回の研究について、地球温暖化の進展が人間の活動と密接に結びついていることを改めて示す、最新の証拠だと位置づけている。

 さらにエストラーダ氏は、今回の研究結果を1つのきっかけとして、気候変動が及ぼす影響を緩和する手段が促進され、「より広範な温室効果ガス、特に(二酸化炭素を)削減する(中略)行動」につながることを望んでいる。



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一方では地球温暖化で海水温度が上昇し異常気象が発生してると言い
一方では地球温暖化が減速してると言い
更には気候変動も起きてるんだ!と言い
いったい何なんでしょうね(笑)

確かにフロン規制の効果は大きかったでしょうね
それほど転換する費用はかからなかったですし、産業的な影響も少ないので転換しやすかったですからね
ただ、文中でも言われているように、一つのことが要因であるということは決してありませんので
統合的な研究を進める必要がありますね、学者に他分野と横断的に研究する気持ちがあるのかはわかりませんが

基本的には、政治利用というか、排出量権利ビジネスに陥らない程度の各国の協力を行えば、二酸化炭素だけが原因で温暖化云々って話は一切出てこなくなると思いますけどね
しかしながら、日本の金が世界から狙われているのは事実なわけで
うまいこと持ち上げられてはいますが、結果として、我々の労働の成果がわけのわからないものと引き替えに吸い取られていくわけです

武力が無いというのは悲惨ですね
少年漫画にさえ「力なき正義は無力!」なんて言葉出てくるのに、大人になると忘れてしまうのでしょうか
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