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うそ との 関わり方

 【22//2013】

「うそ」との関わり方 若狭勝弁護士(上)食品偽装、不祥事隠蔽…広がりに危機感
「うそ」との関わり方 若狭勝弁護士(下)日本人の恥の感情、薄れた

 偽装、隠蔽、粉飾など、社会を揺さぶり、不安に陥れるうそが、後を絶たない。検事としての26年間の経験を基に、「嘘(うそ)の見抜き方」(新潮新書)を出版した元東京地検特捜部副部長の弁護士、若狭勝さんに、日常の中でうそとどう関わっていくべきかを聞いた。(野村昌玄)
若狭勝(わかさ・まさる)
 1956年、東京都生まれ。中央大法学部卒業後、検事に任官。東京地検特捜部副部長や、横浜地検刑事部長、東京地検公安部長などを経て、2009年に退官。報道番組などのコメンテーターとしても活躍している。

 ――この著書をまとめられた理由は?

 「食品偽装や組織による不祥事の隠蔽などが相次ぎ、うそやごまかしが社会全体に際限なく広がることへの危機感がきっかけです。検事時代は、実に膨大な数のうそに接しました。」

 「取り調べでも、犯罪事実を否認してうそをつく容疑者は2~3割。仮に否認しなくても、9割以上は動機や犯罪に無関係な経緯などに関して、ごまかし、偽り、誇張が紛れていると思います。いわば検事は、うそと真実のせめぎ合いの中で仕事をするわけであり、取調官は人間ポリグラフを目指すべき、と言い続けてきました」

 「ポリグラフとは、うそ発見器のことですが、相手がうそをついたときの言葉や態度などの『うそ反応』を観察することで、相手のうそを見抜くという発想です。うそ反応を足がかりに、改めて質問を投げかけ、返答を検証することで、うそを見抜き、真実をあぶり出す。こうした作業を重ねる中、うそに強い関心を持ってきたのです」

 ――人は、どんな時にうそをつくのでしょうか。

 「私の経験では、うそは自己防衛、虚栄心、欺まん、他人や組織を擁護するものに大別できます。このほかにも、贈り物の受け渡しの時に、『つまらぬものですが・・・』『ちょうど欲しかったんです』などといった社交辞令は珍しくありません。悪意がなく、日常生活の潤滑油的なものも含めると、うそと無縁な人は皆無でしょう」

 ――注意すべきうそは?

 「うそをいつも警戒し続けては、とても身が持ちません。悪意のない、潤滑油的なうそにまで疑心暗鬼になるのは現実的ではなく、不要です。ただ、例えば高額な買い物や不動産など、多額のお金を支払う時などは、警戒心のスイッチを入れる必要があるでしょう」

 「取引や駆け引きには、往々にして誇張が交じることがよくあります。だからこそ、うその見極めが大切です。例えば、気になる点を尋ねた時に、はぐらかす、質問をそらす、逆質問をする、といった場合、痛い所を突いたと考えられます。一生に1回限りの取引となるとなおさらのこと、警戒度を高めた方が良いし、決して損にはならないはずです」

――だまされないために役立つ質問の方法はあるのでしょうか?

 「質問には、イエス、ノーで答えられるものと、答えられないものがあります。『あなたが現場で見た人はAさんですか?』といった質問は、イエス、ノーで答えられるので、仮にうそをついたとしても表情の変化は一瞬です。一方で、『あなたが現場で見たのは誰ですか』と尋ねると、自分の言葉で説明することになるため時間を要するし、話しぶりや表情から、うそを見つけやすくなります。後に、『言った、言わない』といった争いを避けることもできます」


 ――振り込め詐欺の被害も深刻です。

 「動転させ、混乱に乗じる手口が特徴です。冷静な対応が難しい点もありますが、相手の筋書きに乗らないことが重要です」

 「対策の一つは、原始的ですが、『聞き直し』があります。相手に適当な名前を尋ねた時に、明らかに聞こえているはずなのに更に聞き返されたら、相手が戸惑っている証拠です。心の中の警戒度を高めてください」

 「また、区切りをつけることも対策の一つです。『リンゴはおいしかった?』などと、無関係な話を唐突に挟むと勢いが止まります。取り調べでも、うそをつく容疑者は、自分の描くストーリーを話し続けるのですが、一言二言差し挟むと嫌がります。だます立場としては、自分の土俵に乗らないと感じたなら諦めるでしょう。だまされないためにも、相手のペースを崩す意味はあると思います」

 ――食品の虚偽表示が続々と明るみに出ています。

 「うそへの抵抗感、恥の感情など、日本社会を支えてきた倫理感が薄れているためです。このままでは、うそをつき放題、当たり前となり、『正直者は報われる』という言葉が死語と化す状況になりかねません

 ――打開できますか。

 「個人レベルでは、身近に遭遇するうそを、見抜こうと心がけること。国民全体では、うその蔓延(まんえん)を許さない、という気概を共有しなければなりません。そのためにも、うそを放置せず、しっかり対処することが大切です。現行法での対応が難しいうそには、法整備も必要となるでしょう」



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見出しで面白いかなと思って読みましたが、それほどの内容でもなかったです
ま、実際、著作の本を読んでみないと何とも言えないですけどね

ただ、この文章だけでも、全員がこれくらいは意識しておいた方がよさそうだなと感じるレベルの話は書いてありました

まぁ、嘘自体の話は別として、最後に書かれていた部分で、国民の嘘に対する意識の話は重要な事だと思います
公(パブリック)と私(プライベート)での嘘は全く違う意味を持っています
これだけコミュニケーション手段が増えている状況で、この両者が曖昧になってしまっているのでしょう
プライベートでの嘘レベルが、パブリックで犯してしまう

公に対する責任

これが今の大人に足りない所なんじゃないでしょうかね
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