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ネットダフ屋 チケット高騰で問題視 “規制”か“公認”か

 【16//2013】

「ネットダフ屋」チケット高騰で問題視 “規制”か“公認”か (産経新聞)

 イベントなどのチケットを、インターネットオークションで転売する「ネットダフ屋」が問題となっている。先月に行われた、元ビートルズのポール・マッカートニーさんの11年ぶりの来日公演や、歌手で女優の桜田淳子さんのデビュー40周年記念ファンイベントでは、数十万円にまで高騰したことが話題になった。ネットの消費者問題に詳しい弁護士の紀藤正樹さんと、ダフ屋の“公認”による問題解決を説く経済評論家の山崎元さんに、見解を聞いた。(磨井慎吾)

 ■山崎元氏「被害者なく双方に効用」

 --ダフ屋の公認を説いている

 「チケットをいったん買って別の人に売るという行為の中に、被害者はいない。売りたい人と買いたい人を仲介して双方に経済的効用を与えているのだから、ダフ屋は悪いことをしていない。チケットを買ったもののイベントに行けなくなった場合や、買い逃したがどうしても行きたい場合は生じるので、いつでもチケットを売買できる2次市場的サービスには需要がある。現状ではダフ屋が売買をしているが、正式にイベントの主催者やチケットの販売業者が2次市場を開けばいい。ダフ屋行為をいわば合法化することによって、チケット市場はもっと効率的なものにできる」

 --ダフ屋行為は迷惑防止条例で禁止されているが

 「ダフ屋の問題点は、転売の収益をちゃんと納税しているかという点と、反社会的勢力の資金源につながる懸念がある点だ。ならば地方自治体などが実施すればいい。それで税収も増え、警察の取り締まりコストも減る。需要と供給がある限り、中途半端に取り締まったところで、禁酒法で密造酒が増えたように、裏で巧妙にやる人の利潤が高まるだけだ」

 --近年はネットダフ屋が問題視されている

 「ネットオークションでチケットが盛んに取引されているが、イベント会場周辺で声をかけてくる古典的ダフ屋をネットが代替しているということであり、結構なことだと思う。経済的に見れば、ダフ屋的2次市場が介在することで、より欲しいと思っている人にチケットが行き渡るという効率化が図られている」

 --オークションだと、値段が高くて買えない、という批判もある

 「たくさんお金を払った人が本当に必要な人、というのは手続きとしてフェアだ。現状では、チケット販売の開始直後に業者が人海戦術で押さえてしまうことが問題になっているが、それはそもそもチケットの値付けが安すぎるからだ。適当に値付けして、申し込む時間が0・1秒早いか遅いかを争うような販売システムはよくない」

 --どういう形が望ましいか

 「チケットはむしろ最初からオークションで売ればいい。信頼できる決済システムを持ち、さらに2次市場として転売も仲介する会社が出てきて、そこに主催者がチケット販売を委託することなどが考えられる。席ごとにオークションにかけるなど、チケットの販売と流通の仕組みはもっと柔軟で効率的なものにできる。現状のダフ屋は、適正な市場価格が形成されていない隙間を埋めるニッチビジネスだ。効率的な2次市場のシステムができれば、古典的ダフ屋はおのずから減り、反社会的勢力に資金が流れることもなくなる」

 ■紀藤正樹氏「人気チケット買えない」

 --日本弁護士連合会は5月発表の意見書で、ネットダフ屋について新規立法も視野に入れた規制強化を求めた

 「現状の各都道府県の迷惑防止条例では、ネットダフ屋を規制するのが困難だからだ。現実世界のダフ屋の売買は見えるから取り締まりも容易だが、ネットオークションでは売るところしか見えず、(転売を目的とした公共の場所での購入という)条例適用の構成要件を満たすことがなかなか難しい。そのためダフ屋がネットに移行してきており、条例がザル法化しつつある。一番穏当なのは、条例改正で『公共の場所』にネットを含めることだが、それが難しければ新たな『ダフ屋規制法』的な立法が必要になるだろう」

 --ダフ屋は売り手と買い手の間に入り、流通を促進しているのでは

 「むしろ流通を阻害する存在だ。ダフ屋がチケットを買い占めるから、本当に見に行きたい人が入手しにくくなってしまう。もしダフ屋を完全に野放しにしたら、普通の人は人気チケットを買えなくなってしまうだろう。旅行代理店が部屋を押さえてしまう観光シーズンのホテルが良い例で、組織的・職業的に買い占められると個人は対抗できない。たとえば今では大相撲の升席も一般チケットオフィスで販売されるようになったが、昔はコネやお茶屋さん(相撲専門の仲介業者)を通じてしか手に入らなかった。こうした状況はとても公正な取引とはいえないだろう」

 --ダフ屋行為は売り手も買い手も合意した取引だから、被害者はいない

 「供給が限られたものを買い占め、値段をつり上げる行為を公認することはありえない。ダフ屋を禁止するのは被害者がいるからというより、もっと高次の公共的規制だ。たとえば、女子高生の着用済み下着の買い受けを禁止する“ブルセラ規制条例”のように、被害者がいなくても社会的に合理的な規制は存在する。お互い納得しているから、被害者がいないからいいとなれば、麻薬も許されることになる」

 --チケットの高値転売は、そもそも主催者が最初からそれなりの値段を付けていれば防げたのでは

 「最初から高い値段を設定すればいいというが、そうすればお金持ちしか行けなくなってしまう。それは主催者の意図に反する結果になるのではないか。歌手の矢沢永吉さんをはじめ、自分のコンサートのチケットをダフ屋で買うなと呼びかけているアーティストは多い。売り手と買い手の間には人間の意思が入るのだから、誰にいくらで売るかというのは市場価値だけで決まるわけではない。主催者の値段設定には、多くのファンに来てほしいといった主観的意図が入っているのだから、市場価値に合わせた価格設定にしていないと批判するのはおかしいだろう」




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最初から、規制or公認の二択になってる時点で、学者とか専門家と名の付く輩のダメさ加減がわかる

完全に規制なんてできない、ネットで潜って個人で売りさばかれたら、どこで裏社会の資金源になってるか特定するのは、表だってダフ屋をやってるときよりもより困難になるでしょう

が、公認にするわけにもいかない
お金を持ってる人だけを対象にしたいなら、そもそも、一般販売なんてせずに全部オークションにしたらよいが、それは商品のマーケティングが極めて特殊な場合に限られるでしょう

公的な問題は、売り上げが反社会的な資金になっていないか?という点だけ
もしも、一切裏社会に資金が流れるようなことがなければ、公的に問題視する事は無いでしょう

一般的な問題は、商品の購入が無駄に競争になってしまうという点だけ
もしも、無駄な競争に巻き込まれず、適正価格で購入できるなら、何も問題は無いでしょう

販売側の問題は、ビジネス的には何も問題無いが、商売をお金の問題だけで捉えるからそう思えるのであって、本当は大いに問題である
ファンや支持してくれる人がいて商売が成り立つのであって、そこが見放しては商売が終わってしまうから
もしも、どんなシステムであろうと、ファンや支持してくれる方に適正に回るのであれば、どんな方法であっても問題は無いでしょう

この三者の思惑を収束することは無いので、話しが決着することなんて無いですよね
更に、買い手としては、中には、いくら金を出しても良いという人がいて
売り手としては、高く買ってくれるなら出来るだけ高い方が良いと思うのは当然

私は、規制や罰則で収束させることも重要で、前提でもありますが
社会全体で、転売屋に対するリテラシー向上が重要だと思いますけどね
そこから、買い手と販売側の意識が変わることで、転売屋が活動しにくい状況ができるんじゃないでしょうか
意識がなければ、双方で努力は行われないでしょうから
販売側としては、目的の層に対して公平に販売する方法を探り
買い手も、無理に転売屋を利用しないように意識する
これが出来た上で、やっと公的な対策が意味を持つような気がします

現時点で、転売屋対策をしている企業はたくさんありますから
今日日は珍しい一部のドル箱チケットのみに焦点をあてて騒いでるだけで
そんなものはどんなに規制しようが、どこかで泣きを見る人が出てくるのは仕方ないでしょう
元々、供給よりも需要がはるかに上回っているのですから
潜在的には、転売屋の標的になってるものは無数に存在しているわけで
そんな無数の対象も企業毎に対策をしている所はたくさんあります

gdgd頭でっかちな事をいってるぐらいなら
「転売屋対策の法人」でも作って
各企業に、商品を販売する際の方法を指導するなり、マニュアルを作った方が有意義だと思いますね
転売屋を諦めさせる方法なんていくらでもありますよ
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