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高橋がなり 「元芸能人がセックスしているだけのAVが、俺の監修した作品よりも人気があるという結果が出るのならば、もう俺が出る幕はない」 (週刊プレイボーイ 2014 No.28より)

 【04//2014】

ふと手に取ったらこんな記事がありましたので


基本的には、AVOPENと20周年作品記事用のインタビューなんですが、なかなか面白い記事です

詳しくは本誌をどうぞということですが

面白そうな発言としては

「うちの連中のレベルが下がっている」
「女優は刺身ではいけない」
「元芸能人がセックスしているだけのAVが、俺の監修した作品よりも人気があるという結果が出るのならば、もう俺が出る幕はない」
「お金を払わないと楽しめないAVを必ず作りますから」

こんなところかな

レベルが下がってるっていうのはまぁそうなんですかね
私なんかが言えるあれではないんでしょうけど
でも、どの業界でも言える話で、その業界の黎明期で頑張ってきた人間が斜陽になってきた業界を見たときの感想はいつもどこでも同じでしょうね
女優は刺身ではないっていうのはSOD的な発想ですよね、そのまま出す刺身のようなものではいけないっていうね
元芸能人云々は・・・まぁ、誰の事を言ってるのかはわかりますが、確かにねっていう
でも、元々SODが中心で進めてきたんでしょ?AVOPENって(と勝手に思ってますが)
だったら、まぁ、この辺も全体としての対立軸として折り込み済みなのかなぁと
敢えて言うなら、こういうように煽ることで社員のやる気にも火を付けたかったのかなぁというね
最後のは、現状の溢れかえるネットのエロに対して、みんな分かってるけ事だけど、なかなか方向性が見つからないというかね


もしかしたらこれも仕掛けの一つかもしれないけど、そこはまぁ素直に記事を読むとすると
前に私が書いていた見方やSODについての評とかは結構的を射るものだったんじゃないかなと
やはり、SODがこういう作品を作った理由も業界に復帰してからの色々な思いがあったんでしょう
ですから、凄くよく分かる話なんですね

「私はAD時代が長かったのですが、現場の苦労は天才の独創性奪ってしまうような気がします」
とおっしゃっていますが、つまり、ご本人は技術屋だって言ってるんですね
だから思考が非常に論理的というかね、独創的では無いというかね
つまり、状況を見てそこから回答を見つけていくというか
しかし、そういう中からは飛躍した何かは出やすくは無いという事かなと
だから、先日書いたように、何か新しいもの創造する業界は私のような頭でっかちのタイプばかりじゃうまくいかないと思うんですね
今や大卒が履歴書もって就職活動しにくる業界になったようですが
「昔のやんちゃな環境を必ず取り戻そうと思ってますから」
とのことですから、人材確保も問題なんでしょうかね

人材確保ってね、ようは金だと思います
昔から創造する職業、つまりアーティスト系には、パトロンがついてたものです
つまり、パトロンがいるから、安心して独創的に仕事ができるんですね
先が不安、何も保証がないなら、そりゃ安定を求めても仕方ないと思います



「私が現役の頃はそれを面白がってくれるお客さんがいっぱいいたんです。今は・・・ウチのそういう姿勢が指示されなくなってるんです」

一応、現状認識はされているんですね
個人的には、企画ものも行きすぎると、何というか・・・お笑いになってしまうんですよ
興奮というよりも、笑い、面白いっていう感情が先になってしまうというか
私、エロバカが好きです、だからパラダイスTVなんかも好きです
なので、今回のSODの20周年作品とかも好きですよ、面白い

でも、まぁ、ここからが問題なんですが

今、どの業界も細分化してるんですね

で、そうなると、エロなのか、バカ、つまりお笑いなのかっていう分け方になるんですね

つまり、エロはエロで楽しみたいと
お笑いはお笑いで楽しみたいと

何故こうなるかっていうと、みんな時間が無いんですよ
やりたいこともエロやお笑い以外にもたくさんありますし
じゃ、どうするかっていうと、その道の極北を楽しもうとするんですね
つまり、どの分野も最先端だけを楽しんでおきたいと

私は、もう、AVもお笑いもある程度楽しんできて、一周回ってきてますので
どちらかというと、お笑いも今流行ってるようなものだけではそれほど楽しめないんですね
特にお笑いって学ぶものですから、様々な笑いを見て、学習すればするほど、要求が高くなってきてしまって
本当は面白いはずなのに、過去の学習から妙に分析してしまって、ちょっとやそっとでは笑えなくなってくるんですね
捻った笑いはよほど高度に組み立てられたものじゃないと楽しめなくなってきてるというか
そうなってくると、逆に非常に単純明快なものが楽しくなってくるもので
笑いにエロも混ぜることで、よりアホ過ぎて、古い同じような笑いでも面白くなってくるというか
だったらもうひたすらバカバカしい方が良いっていうか
ただ、私はその場合エロとして見てるんじゃなくて、お笑いとして見てるっていうのがちょっと問題かもしれません

今は、エロバカも良いし、一周回った結果、やっぱりAVは究極的には女優だよなっていう風に思ってます

ですから、どっち?っていうは答えがなくて、どっちも良いんじゃね?っていう感じです

SODは昔なら新しいものだったのでそれはそれで面白かったし、興奮も出来たと思います
しかし、現在、ありとあらゆるジャンルのAVが溢れかえってる状況で
新しい面白さを作っていくのは、至難の業でしょうし
新しいエロを作り出すのも、相当難しい作業だと思います
で、どれも難しい状況にもかかわらず、会社として存続してくには、コンスタントに作り続けなければいけないですし
それがユーザーにも支持され続けなければいけません
20周年を前に新たに生まれ変わるという事ですが、まるっきり全部否定しちゃうのは違うと思いますし
やっぱり今までの状況がSODらしくないと言いたくなるのもわかるのですが
それはそれで時代に即した状況でそうなっていたはずですし、全部が悪いというわけではないでしょう
だって、去年の橘さんとかその前のやまぐちりこさんなんて否定してるそのものじゃないですか、近年恐らくSODのトップクラスの売り上げだったはずですよ
私なら、現状を改善しながら維持しつつ、新しいことだけをやるレーベルを作りますけどね
それこそ、高橋がなりって名前のレーベルでも良いんじゃないですかね、私が責任監修しますと



ただ、前に少し書いたと思いますが、日本はAV大国なんて言われ方しますが
ホント、作品が出すぎ
メーカーって何社ぐらいあるんですかね、数えたことありませんが
そのメーカーが毎月出すわけです、何作も

そりゃ、どんな作品作ろうが埋もれていきますよ

で、今は皆「手堅い作品しか作らない」という話ですが、これも仕方ないでしょうと
何故メーカーを立ち上げるかっていうと、はっきり言えば「搾取したいから」でしょ
下働きやってても金儲かりませんから、誰もが搾取したいわけです

昔書きましたが、業界の構造上、メーカー>>監督(制作)>>事務所>>>>女優>>>>販売店ですから
誰もがメーカーになって搾取する側に回りたいと思うのは当然です
だからメーカーが多くなるんでしょう

先日書いた中に、ドラマのキャスティングの視聴率の足し算の話書きましたが
AVもそういう所があって、冒険しなければ、ある程度利益でるように計算されてるんじゃないかと
でも、市場がこんな状況なのに儲かるのか?って思うでしょうが
だから、しわ寄せが下へ下へと行くんですよ、つまり、事務所や女優、販売店に行くんですね
ですから、この不況のご時世に、とりあえず利益出るならその方向で進むのも仕方ないかなと

これがゲーム業界なら、実は、同じような状況があったのですが
開発費の高騰で淘汰されていき、今は、ソーシャルとかで辛うじて生きてる感じですが
AVに関しては、今は、どんどん低予算化していって
つまり、手法やら販売やら全てが確立されてしまっていて(CAアウトヴィジョンとかそういう話)
制作費の高騰でメーカーがどんどん撤退していくっていう状況には、なりようが無いんですね
更には、女優の供給過多という状況もありますので、ギャラの低下にも拍車をかけてますから

でも、低レベルな作品を作ってたらそのうち売れなくなるでしょ?って思うでしょうが
ここでドラマのキャスティングって話がいきてくるわけですが
はっきり言って、同じように計算されてると思います

予算はこのくらいなので○○本売れなきゃいけない
この企画のファン層はこのくらい、つまり、あと△△本売れないといけない
ってなったとき、キャスティング誰にしようかとなれば
この女優のファンはこのくらいでギャラはこの程度、こっちの女優のファンはこのくらいでギャラはこの程度
よし、だいたい足りるなって事で、女優のキャスティングを決定

こういう事ですよ
企画でも専属でも単体で出てる女優は、一人で利益出るだけの客をもってるという事です
競演になるのは、つまりは、一人で出すと採算とれるかどうか不安だからです
別にAV業界だけじゃなくて、どの業界も見方を変えれば全部同じようなもんです
ですから、SODの20周年の作品もSODstarや人気の女優を使ってるわけですから、そういう所は入ってるんですね
SODは企画!とか言いながらですね、結局はそういうところに頼らざるを得ないわけです
ただ、SOD的には単なる刺身にしていないっていうところは違うんでしょうけどね
SODは5300万かけてる(自称)と言ってますが、SODはともかく、正直他はこんなにかかってないでしょ
スーパーヘビーでも1000万は絶体にかかってないと思います

ということで、こういうビジネス上の計算と作品作り、女優の人気、ファンっていうのは色々入り交じってるんですね

ですから、単純に、業界の構造的な事が悪いだとか、作り手のレベルが下がってるだとか
女優の質だとか、市場が小さくなってるとか、ネットの無料動画に影響うけてるとか
何か一つだけが問題じゃなくて、総合的なもんなんです
全部連動してるんですね


さて、AVOPENはSODの調子はどうなんでしょうかね
チラホラ店舗の話なんか見るとその元芸能人が売れてるようですが
このままじゃ出る幕が無くなってしまうんじゃないでしょうか
しかも開会式で負けたらDMMに身売りするなんて事も(冗談かもしれないが)言ってますしね
どうなることやら



※フォローしておきます
SOD20周年作品、面白かったですよ、バカバカしすぎて笑えます
玉袋筋太郎がメインMCですが、本当はビートたけしを起用したかったとかなんとか
SODの歴史を振り返りながらの作品はSODファンなら一回は見ておくべきじゃないかと
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