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AVOEPN2015 閉幕 その3 ~利益構造に対する老婆心 1

 【23//2015】

> ただ、やはり全体的に見ても、競演ものがどれも上位を占める傾向があるんですよね
> 単体ものはどうしても購入層が減ってしまいますからね
> ですから、そんな中でも単体もので入賞してる作品は価値が高いです
> この辺、業界の利益構造のいびつさが見え隠れしているように感じなくもないです

> 要するに、努力(と覚悟とプロモ戦略)でここまでの知名度を獲得したと言えると思います


と書いてきましたが、この辺の事ももうちょっと書いてみようかなと

本当はあんまり言いたく無い・・・事なので微妙っちゃ微妙なんですが、折角ですので
まぁ、こういう事書く人あまりいないでしょうし



AV女優って儲かってるんでしょ?ってお思いの方多いと思いますが
確かに、他の職業に比べたら儲かるでしょう、そうじゃないと困ります
ただ、当然、クライアントのメーカーが一番儲かってるのは当然ですし
実は、メディアでたまに出る金額、ギャラとかは、かなり「盛っています」し、当然、人によってピンキリです
ま、その辺の話すると長くなるので割愛

一方で、年々、AV市場は縮小していってます

AVって今1作品当たりどのくらいの本数が売れると思います?
実はビックリするぐらい売れてないです
昨今音楽CDが売れなくなったとか言ってますが、その比率と近いかもっと酷いかもしれません
単体作品に関して言えば、
例えば、昔は、どんな作品であろうと
最低1万本は売れていたそうです
1万本を切ると、何で売れてないんだ?と社内で問題になるほどです

今は、2千本売れると、まぁ、良いやって程度のようです
それ以上売れるとヒット作、1万本なんてバブルですよ
昨今で言うと小向美奈子さんとかあのレベルで1万本越えです

このくらいAV市場は縮小していってしまっています

2千本程度の売り上げで大丈夫なの?ってお思いでしょう

そう、要するに、大丈夫なようにしているんです

今、AVはもの凄い低予算で作られています
だって、その程度しか市場規模が無いですし、売り上げも期待できないんですから
その限られた予算で作るしかありません、当然、最低限の利益は出さないといけないですから
そのしわ寄せは、メーカー以下にくるわけです
予算を切り詰めるだけ切り詰める、予算の大半は女優へのギャラです
その他は本当に低予算
昔は、2日撮りが基本で、ゆったりとしたスケジュールで撮っていましたが
今は、殆どの作品が1日撮りですね、複数本撮りなんてのもありますね
これもギャラを抑えるためです
今、ちょっとした企画ものの作品だったら全部(ギャラ込み)合わせて100万以下で作るなんてざらのようです

そして、女優(事務所)や現場だけではなく、当然、末端の小売り等々にも当然しわ寄せはくるわけで
本当に全体で切り詰めながらギリギリでみんな頑張ってるという状況なんですね



ここからお節介というか、老婆心というか、そういう話になるんですが


現状そうであったとしても、今のAV業界、なんとかこれで回ってます
みんな飯も食えてるし、予算的には苦しいですが、きちんと利益も出ています

実は、この、
「苦しい状況でも、利益も出てみんな不自由なく飯が食えている」
という状況が実は問題なのです

市場が小さい、年々縮小傾向ということは、購買層は、殆ど固定化されている
つまりは、はっきり言えば、マニアや固定ファンしかいないという事です
ライトユーザーや新規顧客は少ないということです

と、いうことは、
マニアから出たお金で作り手が作品を作り、また、それをマニアが購入し、その売り上げで次の作品を作る
こういった状況ということです

つまり、極端な話、
作り手とマニアの間だけでお金が回っており、それで飯が食えている
ということになります

これは非常に危険な状態なんですね

何故ならば、お客さんがマニアしかいませんから、作り手もマニアに向かって作り始めます
マニアも自分達に向けて作ってくれれば賞賛しますし、違えば批判します
作り手も賞賛されれば気持ちが良いですから、ついついマニア向けに作ってしまいます
マニア向けばかりになると、ますます新規顧客獲得が減り
この悪循環が加速される
そして、ファンというのは永延には続かない、マニアと言えども必ず年々減っていきますから
益々市場規模としては縮小していくことになる

これは、別にAV業界の話をしている訳ではありません
一般的な話をしています
あるジャンルの消滅というのは、これを繰り返していく事で発生します

私が常日頃から、全てのジャンルはマニアが破壊すると言い続け
常に、新規顧客拡大をAV業界に望むのはこのことからなのです

収入は広く浅く合った方がリスクも少なく安定しますよね
それと同じで、一部のマニアに頼った業界は先が見えていますし
常に新規顧客拡大を第一に考えない業界も縮小傾向になります
客観的に見れば、今のAV業界はこの状況にはまりかけてるとも言えます


4に続く
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