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人(ヒト)って何だろう 3 ~心とは~

 【05//2013】

さて、人間って今後どうなっていくのでしょうか

一つの見方として、人類が今の形態になって約数十万年と言われていますから、少なくとも数万年後も特に進化等もせず同じじゃないか?との見方があると思います
学術的な研究などは、ここ数百年で急速に発達しただけですので、我々の時間の感覚の内で何かが起こるとは思えないと感じる方が多いんじゃないでしょうか
何か起きるとしても数万年、数十万年先と思うのが普通かもしれません

また、スタートレックの世界では、アンドロイドとして有名なデータ少佐や、緊急医療ホログラムドクターの光子生命体等が登場しますね
これらは、一応、物語の話ですが、今から400年後ぐらいの話に設定されています
私は、人型アンドロイドと呼ぶには、最低限、データ少佐、もしくは、EMHドクターレベルを想像するのです
スタートレックの世界ではこれだけの技術を持ちながら、人間は殆ど進化していません
精神的なレベルでも現在とそれほど変わっていないという事になっています
私もほぼ同意見です、数百年程度で人間が変わるなんて思いません

ただ、人間の本質は変わるかもしれないと考えています

人間は心の動物とも言われます
その心のメカニズムは単純だとしても、これだけ高度で複雑なシステムは他の動物と比べ特徴的なものと言えるとは思います
そして、その心の出発点は、肉体が受ける刺激とデータの積み重ねです

例えば、包丁で指を切ったら、血が出ます
これは肉体的に損傷を負うことになりますから、肉体は、これを苦痛=嫌なこと、怖い、、、等々として処理します
苦痛は嫌だから、次に包丁を扱うときは、指を切らないようにするのです
肉体的な損傷から自らを守る基本的な防衛反応から来ているのはわかると思います

ですが、ここで、皮膚を切ったとしても、一瞬で治るような力を人類が手に入れたらどうなると思いますか?
私は、当然、皮膚を切る程度の怪我に対して、殆ど、防衛しないようになると思います
また、その程度に対して、過剰に痛いと反応しなくなるようにも思います
そうなったら、どうなると思いますか?
私はそういった感情の積み重ねが、今を生きる我々の一般的な感覚や道徳などから変化する要因になると思います
そんな強固な外傷防衛システムを手に入れたら、ちょっとした暴力程度じゃびくともしませんね
どうなるんでしょうか?ちょっと想像しにくいです
人類はそのような能力を手に入れているかもしれませんが、他の動物は今のままでしょう
そうすると他の動物に対する感覚も変わってしまうと感じませんか?
そういう積み重ねが、人類一人一人、そして全体の本質を少しずつ変えていくと思います

私は
体の中に、心が存在しているのでは無く
体が、心を形作っている
と考えています

今の人間の様々な思考は、今の肉体だから、今のような思考を持っているのだと思うのです
これは、今までの話しで理解できるのではないでしょうか

ここでスタートレックの世界に戻りますが
あの世界では、ちょっとした外傷は皮膚再生装置によってあっという間に治ります
上記の例のように自律神経のように勝手に外傷が治るとはいきませんが
一般人が普通に気軽にもてるような器具で一瞬で治ります
これだけでもだいぶ人間の感覚が変わってくると思います
よく作品世界の中で、エキストラ役の人が簡単に死んだりして笑いのネタになったりしますが
私は、意図してるかどうかはわかりませんが、案外、理にかなってるのではないかと思ったりします
つまり、人間は、非常に弱い生き物ですから、様々な外部からの驚異に対して警戒するわけですが
そのうち、ちょっとした外傷程度なら何とも無いと言うことが常識になってしまったら
その警戒心も薄らいでいくとは思いませんか?
よく、恐れを知っているから、注意深くなると言いますが
まさに、それを物語っているような気がします
彼らは、ネタとして、不注意に死ぬんじゃなくて、そういう世界だからこそ、不注意に死ぬのです

私は、今後の人類は、肉体の進化の前に、科学技術による進化が起こると考えています
進化と言って良いのかわかりません、変化と言った方が正しいかもしれません
実質的な肉体の進化が無くとも、科学技術により、間接的な進化が起こり
人類自体が一つ違うステージに変わるんじゃないかと思うのです
今の我々の価値観から比べて、良いか悪いかはわかりませんが・・・
肉体の変化は精神、心の変化でもありますから
肉体が間接的に変化するならば、心も間接的に変化するでしょう
そして、人間が心の動物ならば、その変化後の人間は、今の我々が考える人間と同じなのだろうか?と

科学技術による間接的な進化と言いましたが
例えば、外傷の話で言いますと、皮膚再生装置ではなく、皮膚再生ナノマシンに更に技術進化すると肉体的な進化と見分けが付かなくなると思います
更に、そこから、皮膚再生が出来るように遺伝子操作ができるようになれば、科学技術によって進化可能ですね
このように、あらゆる科学技術がナノマシン化していき、更には、それを遺伝子操作で、単体で使用可能にする
これが続けば、私は、最終的には、スタートレックのQのような存在になるのでは無いかと思っています
スタートレックで、Qが「人間はQを越える存在になる」と言っていましたが
それは、このような過程の連続の末におこるのでは無いかと思いますね
で、スタートレックのQは少し変わっていましたよね?人間と比べるとかなり
それは、Qの全知全能、不老不死の力による所が大きいようですが
もしも人間がQを越える存在にまで進化した場合
それは人間と言えるのでしょうか?・・・難しい問題です


心とはそれがそれとして存在しているのではなく

肉体への刺激に対する反応の蓄積による結果でしかない

そして、肉体が形作る心は、肉体の変化によって左右される
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