2017 07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 09

ネット黎明期の思い出 2

 【13//2013】

ネットを見続けると、どんどんアンダーグラウンド(アングラ)な世界に行くんですよね
当時、それほど情報が溢れる程でもありませんでしたから
やればやるほど、どんどんそういうグレーゾーンの話しに興味がいきがちになります
それが「あめぞう」などに代表される所謂アングラなコミュニティでした
あめぞうだけではありませんけどね、当時、似たような所はいくつかありました
基本的には、ネットの興味は、このアングラ関係を回る事が主になってましたね

そこでもっとも熱かったのは、MP3(その前はMP2等もありました)等々の音楽ファイルやWarez(割れず、ワレズ)と呼ばれる違法コピーソフトのダウンロードの話題でしたね
当時のインターネットは、かなり無法地帯でした
正直、我々利用者のリテラシーも相当低かったと思います
若気の至りと言えばそれまでなのですが、私自身もこれが悪い事だという意識は全くなかったですね
まぁ、意識はあったかもしれませんが、法的に具体的な問題があるとか思いもしないというか
どちらかというと、知り合いとファミコンやビデオを貸し借りしてるような感覚といいましょうか
そういう感じでした
意識はあったかもしれないと書いたのは、若干、なんて言いましょうか
近い言い方をすれば、中高生がタバコ吸ったり、お酒飲んだりする感覚と言いましょうかね
何か悪い事してるという事に自己満足してると言いましょうかね、そういう意識も少なからずあったと思います

で、最初は、MP3をダウンロードしたり、ソフトをダウンロードしたりして楽しんでいましたが
そういったコミュニティに積極的に関わるようになると
なんとなく自分でもサイトを作るようになり、その後、自分で鯖を立ち上げてそこで交換なんて事もやってました

なぜ、鯖を立ち上げて交換するようになったかと言うと
当時、無法地帯だったと言いましたが、本当にそうで
例えば、違法なものをアップロードしたとしても、権利者自体がそんなアングラなコミュニティを知りませんから
通報があって消されるなんて事はありません
基本的にアップされるものが消される事は、ただ一つ、サイトの人間がおかしなファイルにアクセスが集中してるから削除するんです
明らかに、そのサイトを見るためじゃなくて、ダウンロードするためにアクセスしてるわけですから
サイトのサーバー管理者にとっては広告にもならないので邪魔なだけなのです
まぁ、何か意味不明な一つ数メガから数十メガのファイルがぽつんとおいてあって
それだけにアクセスが集中するわけですから、迷惑きわまりないですね
本当は、サイトに強制的に設置しているバナーなどの広告収入を見込んでいるわけですから

そこでどうしたかというと、所謂、「ファイル偽装」というやつです
最初は、明らかに、zipやlzhやもうexeそのものとか、そういう名前でおいておくと速攻で消されるため
名前を偽装する訳ですが、それでもファイルサイズがおかしいので直ぐにばれてしまうんですね
次にどうしたかというと、ファイルサイズでばれてしまうならということで
ファイルを分割するようになるんですね
数メガのファイルでも、10個に分割すれば、数百kbのファイルですから、まぁ、マシなんですよ
それでも、アクセスが集中するとどうしてもばれてしまうんですよね
で、出来るだけばれないようにということで、分割サイズをランダムにするというソフトを誰かが開発するんですね
通常、分割ソフトは一定サイズですから、管理者側から見れば明らかに不自然なんですよね
だから、一見、ずらっと画像ファイルが並んでいるような風に見せかけるわけです
ただ、その後、ファイルアクセスに際し、リファレンスを見たり、htmlから明確なリンクが張られていないファイルは削除されるような状況になりました
更には、単に、ファイル名を見るだけじゃなくて、実際に、それが例えば画像ファイルなら本当に画像なのかどうかまで鯖側がチェックするようになり、非常に厳しい状況になりました
で、ここで、どういうソフトが登場するかというと
まず、鯖毎にアップロードできる限界が決まっているので、数十メガのものになると大量にアカウントが必要になりますので
それを自動で大量に取得するソフトとそれを管理するソフト
更に、高性能な偽装分割ソフト
これは、基本的には、一見画像ファイルにしか見えない、表示しても画像が表示されるだけのものですが
実は、フッターの部分に実際の分割したファイルを埋め込んで、偽装するもので
更に、使う画像もランダムで使えるようにする
そういう高性能な偽装分割ソフトまで出てくるんです
更に更に、これだけ大量の分割ファイルになると管理もアップロードも更には適当に偽装したHPの作成も大変です
ですから、これらのソフトと連携して、取得したアカウント毎にランダムな内容の偽装HPを作成し、そこにアップロードするファイルへのリンクが張られるようなページも作成し、まとめてアップロードするというソフトまで登場します
ここまでくると、もう、ちょっとした鯖管理者との戦いみたいな状況です(笑)

まぁ、一時期まではこのイタチごっこが楽しかったという感じもありますが
ある時期まで来ると正直面倒になってくるんですよね
で、もう、だいたいコミュニティにいる人は決まってくるので
自鯖を各々用意しFTPで交換するようになるんですね
ただ、そうなると一気になんか熱が冷めるというか、廃れていくんですよね
どうしても登録制になりますから、コミュニティの広がりもありませんからね
ということで、MP3なんかの比較的サイズの小さいものは残りましたが、アプリなどの大規模ファイルのダウンロードは
後のWinMxなどのP2P系が登場するまでは、ほぼ廃れてしまったと思います
関連記事
スポンサーサイト

Category: サブカル

Theme: ひとりごと

Genre: 日記

Comments (0) | Trackbacks (0) | トップへ戻る

Commentform


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks